行政書士って、何をする人?

[記事公開日]2015/07/10

「行政書士って聞いた事があるけど、何をする人なの?」と思われる方も多いと思います。

私も行政書士の資格を意識するまでは、名前は聞いた事があっても何をする人なのか知りませんでした。

行政書士法には「行政書士」とは下記のように定義されています。

第一条の二

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする。

これって、ものすごく広い範囲ですよね。行政書士が作成できる書類の数は数万種類にのぼるとも言われています。

行政書士の仕事をザックリ表現すると、「市役所や警察署、国の各省庁などの官公署へ提出する書類を代行して作成する仕事」ということになると思います。

官公署というのもかなり広い範囲ですが、そこに「提出する書類」「その他権利義務又は事実証明に関する書類」の作成となると、「役所に提出する書類全て作成出来る仕事なのか」となりますが、実は行政書士法第一条の二には続きがあります。

2  行政書士は、前項の書類の作成であつても、その業務を行うことが他の法律において制限されているものについては、業務を行うことができない。

ここで言う他の法律とは、税理士法、司法書士法、社会保険労務士法など、他の士業の法律です。つまり、他の士業の法律で、「税理士しか出来ない」「司法書士しか出来ない」と決められているようなものは行政書士は扱ってはいけないのです。

例えば、税務申告は税理士、会社や土地の登記は司法書士といった具合に独占業務というものがあります。

ですから、官公署へ提出する数万種類の書類の中で、各士業の独占業務とされているもの以外の書類を作成する仕事、といったイメージでしょうか。

これだけ範囲が広いと、さすがに行政書士の中でも得意な分野と不得意な分野も出てきます。

当事務所では、私が会社を経営していることもあり、会社設立のサポート(登記は出来ません)と記帳代行などの経理サポートを得意としています。

会社設立の登記は行政書士には出来ませんので、その部分は司法書士の先生と提携したり、記帳代行をしているお客様へは提携している税理士の先生を紹介したりと、他の士業の先生方と提携するケースも非常に多いです。

法人関連以外に遺言や離婚といった個人向け書類から外国人の帰化や在留許可申請といった入国管理局関連の仕事のように非常に幅広い分野の仕事をしていますので、とりあえず何かあってよくわからない時は一度行政書士にお問い合わせされるのも良いかもしれません。

 

 

行政書士 横関雅彦

兵庫県尼崎市の行政書士の横関です。
会社設立から記帳代行といった経理サポートまで、新しく起業される方のサポートを得意としています。
自分自身株式会社の経営と行政書士という二足のわらじをはいて、経営者の方々と一緒に歩んで行ければと思っています。